名もなき人たちの慎ましやかな暮らしの連続の上に私たちの暮らしがある。
その名もなき者たちを見守ってきたのが、
あるがままをうけとめてきた山であったり、
大地であったり、
その他すべての命。
夕方になると沈んでいく色彩が一つの塊になり、
ただある存在感を醸し出す山も、
中に入れば、色とりどりの命でつくられていることに気づく。
そのすべてが、自分以外の命の可能性を受け入れ、
営みを続けている。
ただただ、受け入れているだけ。
やさしい形ってなんやろ?
そんな事を考えながら、個展の搬入を終わらせ
帰り道、車を走らせていました。
個展の情報は以下参照してください。
ハタノワタルの世界展(企画展)
2011.10.5(水)-10.30(日)
JIKE STUDIO
〒227-0031 神奈川県横浜市青葉区寺家町435-1
http://tsuki-zo.jp/jike-studio/index.html
京都・綾部市に根を下ろし、
800年の伝統「黒谷和紙」を漉く傍ら、
内装、絵画、クラフト等の作品制作をしています。
今年のテーマは「やさしい形」。
個人個人、それぞれやさしい形は違うのですが、
そんな形の連続が暮らしや地域をつくっていければどんなに楽しいことなのでしょう。
妻ユキの和紙のカバン「ワカバン」も一緒に「やさしい形」を表現しています。
10月5日・29日・30日は在廊です。
林家正雀の古典落語・・・10月23日 14:30スタート
良かったら、来てください。
お願いします。
(ハタノワタル)
October 6, 2011
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