恵文社一乗寺店から
「本屋の窓からのぞいた{京都}」
という本が出版された
http://www.keibunsha-books.com/cgibin/hotcake04.pl?SeihinName=%96%7b%89%ae%82%cc%91%8b%82%a9%82%e7%82%cc%82%bc%82%a2%82%bd%8b%9e%93s
その本のP112に恵文社一乗寺店生活館のもの選びについて店長が書いてある一文がある。
■
>2006年に生活館をおーぷんしてからというもの、
>幾度となく試行錯誤を繰り返しながら、
>恵文社に置くべき生活雑貨というものに随分思いを巡らせた。
>あくまでも本屋が経営する雑貨フロアであるから
>その向こうになんらかの同時代性や文化的背景が読み取れるものが好ましい。
>難しく考えずとも
>美しい一冊の本を手に取ったときのような
>知的好奇心が刺激されるものを雑貨にも求めた。
美しいとかかわいいというものに
もう一つ美学を加えることによって
空間に緊張感が生まれる。
恵文社の生活館に入ると
一つ一ついとおしくなるものやかわいいものが溢れているのですが
どことなく筋の通った緊張感があるのは
単なる感覚だけでもの選びをしているのではなく
一つの数式上に引っかかるものを選んでいるということが
この店長の言葉から察することができる。
そして、その美学に基づいた展示を展開しているのでしょう。
先日、恵文社のサワラギさんが「木と紙と古いもの展」展示用の商品を持ってきてくれた。
どれも、はっとするものばかりなんですが
セレクトのでこぼこ加減が、サワラギさんっぽいって思った。
いかにすっきり展示をするか?ということばかり考えていたのですが
やっぱり、変更。
サワラギさんに、でこぼこな展示をしていただきます。
p100辺りにハタノも紹介していただいています。
木と紙と古いもの展を見て
「「本屋の窓からのぞいた{京都}」片手に京都を歩くのもいいのでは?
(ハタノワタル)
October 24, 2010
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